QT SOLAR 愛島発電所
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(2024/11/21 18:33 更新)
QT SOLAR 愛島発電所
(2024/11/21 18:33 更新)
QT SOLAR 下増田発電所
(2024/11/21 18:27 更新)
QT SOLAR 北原東発電所
(2024/11/21 18:30 更新)
QT SOLAR 長久良辺発電所
(2024/11/21 18:17 更新)
QT SOLAR 白坂発電所
(2024/11/21 18:33 更新)
QT SOLAR 清水沢発電所
(2024/11/21 18:15 更新)
所有する山林がどこにあるのか場所を探す方法を紹介します。
都市部ではあまり考えられないことですが、所有する土地がどこにあるのか分からない、どう調べれば良いのか分からないってことが山林では起こります。
もう随分と昔の話になりますが、相続した山がどこにあるのか場所を探し求めた体験をもとに、その方法を紹介します。
都市部の土地の場合であれば場所を把握するのは、住宅地図を見て法務局で地図を取得して現地に行けば「ここだ」と分かったような実感を持てます。
一方、山林となると、ひとつもしくはなにかいくつかの手続きで簡単にできるというわけではありません。
いくつかの情報を訪ねて、いくつかの手段を使って、どうにかぼんやりと浮かび上がるようなものです。
ぼんやりと、というのはハッキリとは分からないという意味です。
なぜなら、山林は、道路や塀はもちろん、境界標といったものまで、境界を明確に認識するための手がかりが不十分である場合が多いためです。
測量すれば良いのでしょうが、現実にはそれもなかなか難しい。
実際、専門家に任せてきっちりと測量して貰えば別でしょうが、住宅地のように売れる土地でもなければ割に合わないでしょうし、そこまで行かないにせよ、自分で簡易測量するにもおそらく山林は広すぎます。
なので、場所を把握する際の最初の目標は「おおよそこの辺りだな」といった大雑把な把握が現実的ではないでしょうか。
法務局に行き手数料を払って手に入れる地図の類を公図と呼んだりします。正確には、手に入る地図には種類があって14条地図と地図に準ずる図面に分かれ、公図と呼ばれるのは、地図に準ずる図面の方で精度も14条地図に及ばないものですが、いずれにせよ、1cmを争うような都市部の境界線とは違って山の境界はもとが結構大雑把なので、場所の特定が目的ならばどちらでもあまり違いはなく不都合もないでしょう。
地図(14条地図)も図面(地図に準ずる図面)も写しはA3サイズを標準として提供されます。縮尺は1/500や1/1,000など。ただ、山となると面積の単位はha(ヘクタール)レベルになると思います。1haは、田んぼでいえばおおよそ10枚(反)分(1町歩)。ha単位の山は、A3サイズで表現するには土地面積が広すぎて、線が1、2本引かれた紙を何枚も渡されることになったりします。その全体像を知るためには、5枚とか10枚とかそういう枚数の紙をつなぎ合わせることになります。
そうなると、机の上に並べるのはちょっと無理という大きさになってきます。スキャナーで取り込んでPC上で閲覧するか、縮小コピーをとってつなぎ合わせるのが現実的なところです。
そのように工夫してみて、それで出来上がったものからは、土地の形が分かります。しかし、その形に沿って道路があるわけでもなく木が生えているわけでもないので、それで場所が分かるかというと、期待薄です。よっぽど都合良く目印になるようなものでもなければ、さっぱり分からないのではないでしょうか。
つまり、場所を特定する上で、公図等は、一般的な解答でしょうけれど、多くはこれだけでは解決しません。
そういう意味で、公図等で分かるのは、山林においては、土地の形まで、です。
場所の特定という意味ではこちらのほうが分かり易いかも知れません。これも法務局で取得出来ます。
ゼンリンの住宅地図は、必要な部分をインターネットで取得出来ます(有償)。ただ、どこが必要なところなのかすぐには分からないかも知れません。また、住宅地図の住居表示に加え地番も載っているブルーマップは、法務局や市役所等で閲覧出来ます。
耕作放棄地くらいまでであれば、これらで場所を特定出来そうですが、山林となるとどうでしょうか。
山の麓(ふもと)にあるような土地なら、もしかしたら何かヒントとなる情報が得られるかも知れませんが、近くに道路も見当たらない場所だとかなり厳しそうです。
そもそも、住宅地図は住宅を特定するための地図ですので、山の位置を特定するのには使えません。
住宅地図では建物があればそのおおよその形状、田んぼや畑があればその境界が読み取れますが、山に関しては等高線くらいしか読み取れませんし、もちろん地番もありません。
ブルーマップは、一冊で広域をフォローしていて大雑把にどの辺りかを調べるには向いていますので、一度目を通しておくと良いと思います。
地理院地図(電子国土Web)は、ウェブ上で見ることが出来る国土地理院の地図サービスで、かなり高機能です。特に標高に関しては断面図で見ることができたりするので、斜面の傾斜の様子などもよく分かります。また、地図に年代別の写真を重ねて表示することが出来るのですが、インターネットなんて言葉がなかった時代のもの(白黒写真まで)があるので、昔の様子を知ることが出来ます。
山林についてある程度情報があるのであれば、この地図がヒントになるかも知れません。
手に入れた公図から分かる土地の形と照らし合わせることで、場所を探ることができます。
縮尺を合わせて当てはめてみれば、運が良ければ「ここかな?」と思える場所が見つかるかも。
境界に道路や沢があったり、せめて獣道(けものみち)でもあれば良いのですが、地域全体が森林になっていると、ある種砂漠と同じように境が分かりません。公図に描かれた境界をGoogleマップ上に見出すことはなかなか難しいのが現実です。
14条地図をもって現地を歩いて回ります。
行っても分からないでしょうが、土地勘が働くようになれば、地図の見え方も変わってきます。
例えば、周辺に住むひとや、行政から何か情報を求めるのであれば、予め現地を下見しておいた方が良いです。
近くに人里があるのならば、そこで教えて貰えることもあります。
隣接する土地の地番から、登記簿を取って隣接地権者を調べて、訪ねるということもします。
山林ではなく、雑種地や耕作放棄地といった一世代では手が入っていたような土地であれば、近所に住むひと、隣接地権者への挨拶回りをして土地境界の確認をお願いすれば場所や境界を特定出来る可能性は高いように思います。
これが山林となると、里山レベルならまだ分かるかも知れませんが、誰もいない山奥だと「自分も分からないので分かったら教えて」と言われる始末です。
運良く分かっている人がいたら、Googleマップをプリントしたものなりなんらかの広域地図を渡して公図等から分かる土地の形も参考にしながら境界を記して貰えば、まあまあゴールと言っていいのではないでしょうか。
普段行政と縁遠い生活をしている人の場合、市役所の1階、受付カウンターに担当のひとがいるような場所でも戸惑うことも多いかと思います。これが2階より上になると、しかも壁で隔てられていてドアを開けないと中の様子すら分からないようなところだと、腰がひけるのではないでしょうか。これはもう慣れなので、相手が気づくように大きな声で「失礼します」とでも言って部屋の中に入るしかありません。
固定資産税課か固定資産税係か分かりませんが、市役所等には固定資産税に関する部署があります。
固定資産税は市が賦課する関係から、市役所等は、詳しい資料(地図)を持っています。
納税に関することなので、所有者本人が「見せてくれ」と言えば見せてもらえるハズです。
ただ、その資料は市役所等のもの(内部資料)なので、「コピーさせて」と言ってもそこまで応じて貰えるかどうかは分かりません。
そういう場合でも、これはどこの役所でも同じでしょうが、見せて貰った資料を写し取るのはOKだと言われるでしょう。
実際のところ必要に応じて(手書きで)写し取るのですが、今の時代ですとスマートフォンのカメラにたまたま映ってしまうようなこともあるかも知れないですね。
なお、市役所に備え付けられた住宅地図は、ゼンリンとの契約関係によりますが、コピーサービスを受けられないかも知れません。なので、インターネットの有償サービスで必要部分を取得するか、図書館のコピーサービスを利用するなどして予め用意しておきます。
森林整備や保安林の管理などに関する業務を行なっている関係から都道府県も山林の情報を持っています。地域を担当する窓口へ行けば森林簿の閲覧や森林計画図等の交付を受けることが出来ます。これらの資料は森林資源の把握を目的としたもので、山林の場所特定のためのものではないのですが、そのヒントにはなります。
特にどの林小班に属するか分かればかなりいい線まで迫れるのではないでしょうか。
自治体が行うウェブ上のサービスもあります。
宮城県仙台市太白区長町一丁目2-11
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